国民一人一人に、ID番号を振って、税金や保険や年金をコンピュータによって一元管理する
ことに、多くの国は腐心してきた。
そして大部分の先進国は、1980年代中にそのようなシステムを完成させた。

ところが、ID番号を振ることすら危険と言う迷信に囚われ、年金を紙ベースの手作業で処理
することにこだわり続けた挙句に処理できなくなって、年金記録を大量に消失した馬鹿な国が
あるんだよ。

あのときの海外のマスコミの捉え方は、「日本人は、コンピュータという便利な機械があることを
知らないらしい」、「電子後進国日本」という酷いものだった。
この分野では、日本は発展途上国にすら劣るほど遅れており、そして世界中で酷評されている
ことを日本人だけが知らない。
住基ネットすら、あれほど大騒ぎした挙句に、中途半端なままで放置されている。
韓国に学べと言う意見が出るのは、むしろ当然だ。

日本が韓国の最先端電子政府システムを学びたがっている! :まとめ (via 774rider)

かなり早い段階で計画されていたけど、「国民総背番号制」という俗称を付けて猛烈に反対していたのが社会党や共産党などの勢力。
その結果、税務や保険と年金は効率化が遅れ、それぞれのシステムが個別の番号を扱うことになり、IDの多重付与のような状況が頻発した。

(via yukiminagawa)