“竹山「僕はこう思ってたんです、自分の経験から、お笑い芸人のパターンでね、20歳で入ってきたとしましょう、というパターンでね」

外山「ええ」

竹山「20歳で入ってきて、大体23歳ぐらいまではノリで行けるんですよ、なぜかっていうと、見た目が可愛かったり、見た目がフレッシュじゃないですか」

外山「うんうん」

竹山「ネタでも結構フレッシュなネタをやる子が多いんですよ、元気いっぱいみたいな、動きいっぱい入れてますみたいな」

外山「うん」

竹山「で、そこに、ライブハウスがメインになりますけど、ライブハウスも20歳ぐらい、21歳ぐらいの子を一番近い感じで応援する女子高生がいるわけですよ、だから可愛いとか、格好いいとか、面白いとか、面白いのも勢いだから面白く見えるし、ネタも『高校時代さ~』とか、『高校時代の先生がよ~』みたいに言うから、ライブハウスの客と近かったりするわけですよ」

外山「うん」

竹山「で、勢いで行けるんだけど、大概1回、23(歳)ぐらいでコンビを解散したり、辞めたり、人気がなくなったりするわけ、ライブ界では・・・なぜかって言うと、これよく出来た話で、3年ぐらいは勢いで来たんだけど、23(歳)ぐらいになったらライブハウスの客が変わるんですよ、すなわちライブハウスの女子高生達が高校を卒業して、大学行って彼氏が出来たりするんですよ」

外山「(納得するように)あ~」

竹山「ライブハウスに新しい女子高生が入ってきたりするわけ」

外山「はいはいはい」

竹山「ということは、新しい女子高生にとって23(歳)のヤツはちょっと上のヤツなんですよ、それと同時に、20歳ぐらいの芸人が入ってくるわけですよ、そして、23歳で1回辞める人が多いんです、僕の経験から言うとよ」

竹山「でも、それでもまたやろうって人が芸人やると、次26(歳)か、27(歳)で辞める人が出てくるんです」

外山「ほぉ」

竹山「23~26(歳)まで昔は人気あったけど、今はなかなか昔みたいな人気はないってことでずっとやってると、26(歳)のときに親から言われたりとか、自分に恋人が出来たりだとか」

外山「は~」

竹山「いろいろ考えて、30(歳)という壁が見えるんです、で、親から『いつまでそんなことやってるんだ』、『いや、30(歳)までやらせてくれ』とか、そこでちょっといろいろ自分で考えたヤツは、『やばい・・・今辞めて働いたら30のときはまともに戻れるかもしれない』ということで、26(歳)ぐらいで結構ごっそり辞めてく」”

若手芸人の高齢化について考えるカンニング竹山 – お笑い芸人のちょっとヒヒ話 (via igi)

(via tkdsngn)