在韓米軍は、米韓相互防衛条約に基づいて配備されている。朝鮮戦争で死闘を繰り広げた、中国や北朝鮮という共産主義者の侵入・浸透を防ぐためだ。そして、日米安保条約には「民主主義の諸原則、個人の自由及び法の支配を擁護する」
「極東における国際の平和及び安全の維持に共通の関心を有する」とあり、日米韓3カ国は事実上、同盟関係にある。

ところが、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は、この同盟関係を分裂・崩壊させようとしている。
国内だけでなく、世界各国を回って日本と安倍晋三首相を口汚く批判している。
米国主導のミサイル防衛(MD)導入にも後ろ向きだ。それが自分の仕事だと勘違いしている。

朴氏は一方で、中国の経済力に目がくらんだのか、自分から共産主義者である習近平国家主席にすり寄っている。
金正恩(キム・ジョンウン)第1書記率いる北朝鮮にもいい顔をしている。つまり、朴氏こそが米韓同盟や日米同盟の障害なわけだ。

それなのに、どうして米軍が韓国にいる必要があるんだ? 朴氏自ら共産主義者と手を組み、民主主義陣営の同盟関係を破壊しようとしているのに。
もう、米国の約2万8500人もの若者を置いておくことはないだろう。極めて単純な話だ。