番組司会の宮根誠司氏からヘイトスピーチの法規制について問われた木村氏は「反対!」ときっぱり一言。

一方で木村氏は、ヘイトスピーチ自体は大嫌いで、擁護する気持ちも全然ないのだという。
そのうえで木村氏は「ただ、法律で規制するのは間違っている」と主張した。

すると宮根氏は、国連からの勧告であることを指摘すると、木村氏は「国連は民主主義を志としていない組織。
国連憲章には民主主義という言葉は一言もない。国連の加盟国には民主主義ではない国もいっぱいある」と
、国連自体が民主主義の思想ではないことを説明した。

続けて木村氏は、日本は民主主義を志とする憲法があるとし、民主主義国家において重要な
「表現の自由」を制限することは「自殺するようなものだ」と主張。

ヘイトスピーチによって傷ついている人もいるのではないかと宮根氏が質問すると、木村氏は、侮辱罪や脅迫罪など刑法で救済できる手段があるとし、ヘイトスピーチの法規制を進めた場合は、表現の自由がどんどん脅かされていく可能性があることを強調した。