ところで、そんな作品から。

あー、……!!!!

日本ではすでに、1人1台以上の携帯電話が普及している

・それで公衆電話をつかうやつは・・・通話記録を残したくないやつ(もいる)。

非合法を含め、なにかある(かもしれない)。

公衆電話は敢えて残すが、そこに監視(防犯)カメラを向けて使用者を監視、記録すれば・・・犯罪捜査や治安維持のデータになる!

あー…!!!!

諸葛孔明じゃないが、包囲をしたときに一箇所だけ囲みを弱くして、そっちの方向に相手が逃げ出したら、そこにも先回りで罠、伏兵が用意されてましたー!なんてのはお決まりの戦術。

プライバシー、ビッグデータ、すべてを記録・・・の社会の包囲網に一箇所だけ開けられた匿名の出口「公衆電話」には・・・実はそんな伏兵を潜んでいるのかもしれない。記録されたくないから公衆電話を使ったら、顔を含め一番記録されていたと(笑)。

ふつうの、「撮られる側」からみたら冗談じゃない!という理屈だが、治安当局からみたら、実にそそられるオプションだろうなあ・・・。

もちろん上のコマは、1スリラー漫画の1セリフである。現実にそうであるかは当方知らないし、もし現実でそうでなかったら「予告犯」の想像力、サスペンス演出が優れているなあ、という話だけである。

それにいま、公衆電話が残っているとしたら相当な大繁華街や大きな駅に限られるだろうし、そこは防犯カメラが普通に設置されていてもおかしくない。結果的に公衆電話と防犯カメラは同じ位置になるだけで、特に公衆電話を重点監視はしてませんよ・・・というのが公式な説明になるかもしれない。

ただ自分は、「はあ、なるほど。さもありなん、ありなん」と大いにひざを打ったのであります。