ドイツの脱原発の試みは、多くの面で画期的ではあるが、やはり多くの面で試行錯誤が続いており、うまくいかないことも多い。ところが日本では、偉大なドイツの脱原発神話は揺るがない。

ドイツはまだ実際に脱原発を達成したわけではないのだ。それどころか、現在でも原発の半分以上が稼働しており、しかも、新たに火力発電所も建設しているというのに、そんなことは誰も知ろうともしない。日本のメディアは、わざとそういうことを避けて報道している。

しかし、私たちは今こそ、そのような偏向報道に惑わされず、ドイツが行ってくれている壮大な実験を、もっとしっかり観察するべきではないか。それを分析し、参考にしながら、冷静で現実的なエネルギー政策を模索していくのが、日本にとって最良の道だと、私は思っている。

ドイツ・再生可能エネルギー法の失敗と、日本が模索すべき最良の道  | 川口マーン惠美「シュトゥットガルト通信」 | 現代ビジネス [講談社] (via nakanohajime)

ちなみに新規の火力はコストの低い(そして環境負荷の高い)石炭火力がメインだ。

(via hexe)

(via tkdsngn)