カリフ制を再興させ、イスラム法の執行されたダール・アル=イスラム(イスラムの家)を作り上げる必要があるのです。

 ちなみにダール・アル=イスラムの対義語にあたるのがダール・アル=ハルブ(戦争の家)と呼ばれる世界で、つまりイスラム法の執行されていない地域のことです。日本などは最初からこの範疇に入ります。

イスラム教的に考えれば、このダール・アル=ハラブではどんなにひどいことが起こっても仕方ない。その意味では「日本ではイスラム教への無理解がひどく、差別されている」などと主張する、日本在住の外国人イスラム教徒の考えかたなどはおかしい。そんなことはダール・アル=ハルブであれば当然のことで、それがイヤならば自分の出身地に帰ればいいだけのことです。

いやならカエレ論、イスラムの側が言うというね・・・・

自分はこのとき『わが世俗国家はそれと別の世界に屹立し、「いやいや、あんたらの宗教法ではそうだとしても、我らにとってはそれは一宗教の考え方だから。世俗の法に基づき、ムスリムも平等に権利を持ち、国家の暴力装置によって保護され、支配される」とできるはず、であり、現にそうしなければならない義務を憲法上持っているはずだ。』と反論したが、その前に「相変わらず世俗とのずれをまったく隠す事無いので、賛否がどうとかいう前に「いさぎよい」。」と感心している。