「教科書が教えない歴史(4)」 藤岡信勝 平成9年 扶桑社
大正時代に、石橋湛山というジャーナリストが調べたところ、日本国民1人当たりの国家予算の支出は10円45銭であり、植民地1人当たりの国家予算の支出は9円46銭でした。両者の間にはほとんど差がありません。両者の経済格差を考えると、日本は植民地に大変な国家予算をつぎ込んだことになります。それに対し、植民地から得られる収益は支出をはるかに下回りました。つまり、日本は台湾や朝鮮から経済的利益を得ていたとはいえないのです。むしろ、日本人は植民地を本国並の水準に引き上げようと懸命に努力をしました。これは、ヨーロッパ諸国が植民地から大量の富を収奪したのと大違いです。

日本は、朝鮮近代化のために多額の税金を投入し、その収支は赤字であった。

http://www.geocities.co.jp/WallStreet/2463/syokuminti3.htm#seikyuuken

(via awarenessxx)