朝鮮半島起源の百万人規模の渡来人が稲作をもたらしたという20年前の説は
現在ではDNA解析により、完全に否定されている。
日本人が遺伝的に近いのはチベット人とベトナム人であり、韓国人や中国人とは
何の関係もない(韓国の南部沿岸地域と、島嶼部に残っている倭人の末裔は例外)。

日本に稲作をもたらしたのは、朝鮮系の集団ではなく、中国南部の長江流域に
長江文明を築いていた非漢族系のO2系の人々で、彼らは漢族(O3系)に敗れて、
長江流域から追われた。

南に逃げたグループ(O2a)はベトナム人になり、北に逃げたグループ(O2b)は
倭人になり、日本列島に逃げ込んだ。

日本列島に来た倭人は少人数だったが、縄文人が嫌っていた低湿地に住み着き、
水田を作って、高い生産力で急激に人口を増やした。

縄文晩期の日本は寒冷化し、縄文人は食糧難に苦しんでいたので、
高台を降りて、O2b系の人々の村に合流するようになり、
D2とO2bからなる現代日本人の原型が出来上がった。

90%以上の日本人の血には朝鮮系の血も、漢族系の血も含まれていない。
これはDNA解析の結果であり、動きようのない事実だよ。