こうしたメディアに接するだけでは、多くの国民が支持し納得するような意見に出くわす機会が極端に少なくなってしまう。メディアでの意見と、国民の考えがどんどん乖離してしまう。

安倍さんが辞任表明をした後の世論調査においては、安倍政権の評価は著しく高かった。総じて国民の7割ほどが評価している状況だ。それに対して、安倍政治を完全否定している国民の割合は10%ほど。

とすると、政治学者の白井聡氏をはじめ、これまでメディアに登場してきた安倍政治を完全否定する政治インテリたちは、この10%ほどの国民の声ということになる。つまりメディアは、国民の10%ほどの意見を、ずっと「国民の声」として垂れ流してきたことになるのだ。

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橋下徹「なぜ政治学者は国民の7割が評価する安倍政権を全否定するか」2020年09月09日
(via worldwalker2)