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アジアの国々が、日本を嫌悪しているという作り話

マイケル・ヨン《2015年 9月3日》

長いことアジアにいる。これまでに21カ国に滞在した。

つい最近もインドネシアに行ってきたばかりだ。

人々は、日本がインドネシアの独立に重要な役割を果たしたことをおぼえている。

日本兵16人が、いわばインドネシア版のアーリントン墓地というべき場所に埋葬されているほど,この地で日本人は尊敬されている。

ほとんどの住民がムスリムであることを考えると,

日本兵のうちの、何人かが十字架の下に埋葬されていることは興味深い。

今,共に調査をしている同僚とともに、タイの首都バンコクにある国立博物館の図書室にいる。

タイが、第二次大戦中の枢軸国で、日本の友好国であったことを知る人は少ない。

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日本はタイが、フランスを打ち負かす手助けをした。

日本は実際には戦ってはいないが,しかし武器の供給などの面でタイ国を助けたのだ。

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タイの領土の、80%にもおよぶフランスと、英国の支配地域を取り戻し,1940年,タイは自らの手でフランスから勝利を勝ち取った。

戦力に勝るフランス艦船との海戦もあった・・・タイは、日本の潜水艦や、日本と米国の武器を使って戦った。

日本と米国の戦闘機も配備されていた・・・日本の戦艦名取の上で、フランスは降伏文書に署名した。

東京で平和条約が調印され,また多くの領土がタイ国に返還された。

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今日、ほとんどのタイ人は他国に占領されたことなど無いと信じているが,それはあくまでも部分的に正しいと言うだけのことだ。

一時期タイの大部分の領土はフランスに奪われ,それを返還するために、日本が平和条約を交渉した。

しかしながら、自分の領土を自分自身で奪還したのはタイ自身だった。

それから第二次大戦となる。

日本はタイ国に侵攻したが,そのときの戦闘は、日本がやってくることを許可するための儀式のようなものであって短期間におわった。

日本とタイ国は同盟国となった。

もちろんSeri Tai(自由タイ運動)などの些細な事件はあったが。

(中略)