月: 2017年3月

世論調査の数字が単独の点(ポイント)で意味をもたないように、「報道の自由度ランキング」も順位そのものではなく変動の線(ライン)として読むべきである。日本の順位は二〇〇三年(小泉純一郎内閣)の四四位、二〇一〇年(鳩山由紀夫内閣)の一一位、二〇一六年(安倍晋三内閣)の七二位と大きく変動するが、この時期に「ジャーナリストに対する暴力の威嚇・行使」の量的拡大やメディア法制に大きな変化があったわけではない。つまり、この変化の要因は専門家の体感自由、主にメディア報道に由来する印象に大きく左右されているわけである。二〇〇九年と一〇年は報道の「自由度が高く」、その前後の八年と一二年も「比較的高い」と高評価されているが、この時期はすっぽり民主党政権期に重なる。鳩山内閣、菅内閣、野田内閣とも内閣支持率は急速に低下、低迷しており、新聞もテレビも「自由に」政権批判を全面展開できた。ジャーナリストの体感自由が高まったのは当然かもしれない。

 もちろん、民主党政権で体感自由が高まった理由はそれだけではない。民主党は記者会見のオープン化を公約化していたので、一部官庁での会見には記者クラブ加盟社に所属しないフリージャーナリストの出席も可能になった。民主党政権下で記者クラブが自由化されたわけではないが、専門家が自由化への期待を抱いたことも確かだろう。ただし、記者クラブ体制が大きく変化したわけではない。それは記者クラブを軸に「政・官・業」と報道の癒着を告発する牧野洋『官報複合体』(講談社・二〇一二年)が、民主党政権末期に刊行されていることでも明らかである。また、二〇一二年一二月の自民党政権復帰によって記者会見のオープン化がすべて撤回されたわけでもないのである。

 一方、「国境なき記者団」は日本の「報道の自由度」下落の要因として、特定秘密保護法などの影響で日本の報道が自己検閲状況に陥っていることを挙げている。しかし、「自己検閲」をいうのであれば、それは近年に始まったわけでも、また安倍政権で急に強化されたわけでもない。そもそも特定秘密保護法にしてからが、その法案を準備したのは民主党の菅内閣である。二〇一〇年九月の尖閣諸島付近での中国漁船衝突事件の映像流出に対処する法整備が直接の動機だった。「自己検閲」状況が進んだとしても、それは特定秘密保護法制定よりも先に述べた内閣支持率政治の影響の方が大きいと見るべきだろう。

 結局、「報道の自由度」を左右した専門家アンケートの回答も論理的な判断というより、ときどきの政治感情、いわゆる「空気」に左右されたものと言えよう。誰が専門家として選ばれているのかは開示されていないが、日本の場合、「報道の自由」への期待値が極めて高いジャーナリストが選ばれた可能性が高い。戦前の日本なら新聞紙法(一九四九年廃案)も出版法(一九四九年廃案)も映画法(一九四五年廃案)、無線電信法(一九五〇年廃案)などメディア統制法が数多く存在したが、今日では報道を直接規制する法律は存在しない。もちろん放送法はあるものの、それは「公正中立」の理念を謳ったもので規制を目的とした法律ではない。その限りでは先に引用した「天声人語」のいう通り、総務相が放送法を根拠に電波停止をちらつかせることは非常識である。

 このように「報道の自由」が法的に規制されていない日本においては、専門家の自由への期待値は最大化されている。その高い期待水準で現状を評価すれば、その満足度が低く出ても仕方がない。期待値と満足度が逆相関になることは容易に想像がつくはずだ。


“例えるならば、フィルタリング義務化とは街でナンパされるかも知れないから街から子供たちを締めだそうという議論だが、本来は親が子に対して勝手に街に行くなよ、知らない大人についていくなよと教えれば充分ではないかということだ。”

有害サイト規制の前に議論すべきこと – 雑種路線でいこう (via mitaimon)

(via tkdsngn)

誤解を恐れずに言うなら、学生にとって勉強することそれ自体は、さほど重要なことではありません。

重要なのは、何者でもない自分を知り、社会に出て生きるための「動機」、大人になるための「動機」を見出すことなのです。

[ 東京経済大学 ]

押井守の発言

(via mitaimon, dotimpact)

(via tkdsngn)

“事実の記述が非難として感じられるなら、非難しているのはわたしではなくあなたの良心だ。”

「おろかもの」の正義論 – drillhanz (via ginzuna, ada)

(via tkdsngn)

16 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/:2017/03/03(金) 15:52:29.86 ID:sgYo20Xl.net
東日本大震災のドサクサに紛れて
ダンピングしまくって
日本が受けていた積み荷を

ごっそり持ち去ったからな


新宗教系の皆さんがお好きな「ご先祖の因果が子孫に報う」系の脅し文句。家臣は手打ち、寺社は焼き討ち、一族郎党皆殺しはお手の物であった武将織田信長の末裔である織田信成君が仕事にも家庭にも才能にも恵まれ毎度幸福そうな笑顔を我々に振りまいているので特に信じない。


828 :本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 12:12:24 ID:fsTA3r1B0
支那人にも孔子、老子、孟子を生んだ立派な文明があると誤解している日本人が多いのだと思います。

漢文を通じて中国人を理解することぐらい、絶望的な行為はありません。何故なら漢文はこの二千年間というもの中国語とは全く関係がない。日本人のほとんどは漢文を中国語の古語と思ってきたのです。
つまり日本人が尊敬し 知っている漢民族は紀元二世紀でこの地球上から姿を消し、中国住民はそっくり北方の騎馬民族の子孫に何回も何回も入れ替わってしまったのです。
そして秦や漢時代の中国人は,そのほとんどが大陸から居なくなったということです。
ところが日本は遣隋使や遣唐使たちの使節が派遣され膨大な漢籍を大陸から持ち帰り,それを今日まで途切れることなく勉強してきたのです。

つまり日本人は騎馬民族の子孫である中国でなく2000年以上前のいなく なった漢民族の文化を勉強してきたのです。
日本人なら誰でも知っている儒教の開祖である孔子は,紀元前6~5世紀 中国各地の有力諸侯が覇権を争っていた春秋時代のことです

830 :本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 12:13:38 ID:fsTA3r1B0
使節団が中国から持ち帰った無数の漢籍を日本人は今日まで約1300年間も読み込んできたのです。
早い話が遣隋使や遣唐使が持ち帰った「論語」や「漢詩」などによって 皮肉なことに中国人でなく日本人の人格が磨かれてきたのです。
中国語と漢文は全く関係がない、つまり漢文の読めない中国人にとって孔子や孟子の教えなど身につくはずもありません。
いわゆるこの二千年間というもの,漢文は中国語とは全く関係がないと いうことを多くの日本人は知らなかったのです。

私はこれらのことを中国史研究の第一人者である岡田英弘先生から教えてもらいました。
私も20年前 漢文を通じて身につけた中国イメージのまま中国に進出してそのギャップの大きさに仰天した記憶があります。
中国進出する前は、信義に厚く,礼を尊ぶ文化人の国であると信じていました。しかし現実にいるのは,油断も隙もならない、詐欺師の野蛮人ばかりでした。
中国人に取って漢文とは外国語同然なのです.中国で話されている言葉とは全く無縁の言語体系なのです。

831 :本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 12:14:22 ID:fsTA3r1B0
現在の中国人は,彼らが使っている中国語が,実は文体もボキャブラリーも日本語からの借用であるということを隠そうとしています.現代日本文の真似をして前置詞や助動詞を明確に記すことによって、やっと文章が書けるようになったのです。

日清戦争後,日本に大量の清国留学生がやってきて,日本語を学び中国語を誰でもが読める中国語の表記法を改良していったのです.その中にかの有名な魯迅もいたのです。
日本語をマスターした魯迅の頭の中は日本語の文章があり,それを漢字に置き換えて表現することによって原文一致体の「白話文」が生まれました。
そして試行錯誤の結果 現在における中国語は北京語を元にした「普通話」がやっと確立されたのです。
つねに色んな異民族に取って変わられた中国の歴史を眺めたとき,中国政府が宣伝している四千年の歴史は中国人の歴史ではなく中国大陸の歴史だということがわかります。
中国には単一民族としての中国人は一度も存在しなかった.中国語には
北京語,上海語,福建語などの言葉があることを知られていますが、実際はもっと言語は細分化されています。これらは単なる方言というのでなく,ほとんど共通点がありません。
そこで中国政府は各国が持っている「国民国家」というシステムを作るために国民を北京語に統一して教育してきたのです。それもまだ100年足らずのことです。

833 :本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 12:16:10 ID:fsTA3r1B0
そして言語だけでなく異文化、異言語の人々の寄せ集め集団である中国を統一するために歴史も歪曲せざるをえなかった。
毛沢東は少数民族を含めて全ての中国人を漢族にしてしまうために少数民族の文化を奪い、抵抗するものは容赦なく抹殺してきたのです。
もし少数民族の自治や、言論の自由といったものを実現させれば、中国政府が意図する最強の「国民国家」システムの改造計画が頓挫してしまいます。
この中国共産党の意図が理解できたとき、日本人やアメリカ人が思っている「中国は資本主義開放経済への道を進めば自然に民主国家になっていく」という考えが いかに愚かな事であるかということがわかっていただけたとおもいます。

中国分裂、朝鮮真空パック 第106夜 (via iiiroha)

目から鱗が落ちた。

(via caramel0212)

楚漢戦争を境にして、全く別の人達

(via bochinohito)


桜井誠‏ 
@Doronpa01

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教育勅語 12の徳目

1.親孝行しよう
2.兄弟・姉妹仲良く
3.夫婦は仲睦まじく
4.友達は互いに信頼し合おう
5.言動は慎もう
6.広く博愛の精神を持とう
7.勉学に励み手に職を持とう
8.知識を養い才能を伸ばそう
9.人格の向上に努めよう
10.公の為になる仕事に励もう
11.法令秩序を守ろう
12.国の危機に際しては国のために力を尽くし永遠の皇国を支えよう

教育勅語を現代風に訳してみました。当たり前のことしか諭しておらず、教育勅語を教えるのに反対の人たちは、1~12とは真逆の人間を作りたいのですね?


うちの大学に来てる中国人留学生も
「南京事件なんか嘘っぱちだと思ってるけど、外交カードとしてアリだから。あんな嘘っぱちをどうして真に受けて頭下げる日本人の感覚が理解できん」とか言ってたが、返す言葉が無かったわ。

(via shinjihi)

“ありがちなな論理展開について説明しておきます。
1:○○は今の科学では説明できない。←事実
2:科学ではわからないことがたくさんある、あるいは万能ではない。←事実
3:だから、○○は本当かもしれない。←推論
 1が事実であったとしても、いろんな可能性があります。○○がそもそも科学の対象ではなかった場合には、永久に科学で説明されることなどないでしょう。また、ゆくゆくは科学になるけど今はまだその時期ではないから説明できていないだけかもしれません。1だけからは何とも言えないわけです。すると、2が成り立っていても、3は出てきません。1と2は独立の話ですから、3は導けない。結局、この三段論法っぽいものは、何も言ってないのと同じ事です。”

事象の地平線::—Event Horizon— :: mixiで書いたこと (via otsune)

(via tkdsngn)