小熊 そして三つ目は、先ほどあなたがおっしゃったように、日本には移民が入ってこないから、「人種」ではなく「世代」で語られるのだと思います。先ほど
もいったように、外国だったら移民が働くような職場で日本の若者は働いています。ヨーロッパだったら本国人の女性や若者が就かないような時給700円の
マックジョブですね。東日本大震災の被災地では、津波で壊滅した町の部品工場で、農家の中年女性が時給300円で働いていました。そういう人たちがいるか
ぎり、日本で移民は大量には入りません。

こういう状態の社会で、ニューエコノミーで変動した社会についていけない中高年の違和感と反発がどこに向かうか。どこの先進国も、製造業が衰退し、男性の
平均賃金が低下し、女性が働きに出ざるをえなくなり、家族が揺らぎ、結婚できない若者が増えている。それでヨーロッパの場合は、移民が入ってから社会が悪
くなったんだ、と語られる。ところが日本の場合は、こんな社会になったのは若者が悪いんだ、携帯いじってモラルが低い、意外と豊かそうなのに生活保護をも
らっている、我々を脅かす連中で社会を不安定化させる、といった言説が流行る。これはいわば、日本における移民排斥運動の代替版です。

古市 若者バッシングは、ある種、移民排斥運動と同型だということですか。

小熊 ヨーロッパなら移民が入るはずの労働市場で若者が働いているわけですから、社会的な代替物になりやすいのでしょう。

古市 移民は排斥というゴールがありますが、若者に関しては日本人である以上排斥はでききれないわけですよね。ということは、移民排斥運動みたいなかたちでの若者バッシングや若者論というのは、今後も続いていくのでしょうか。

小熊 日本から追い出すことはできないから、しっかり教育して立派な日本人にしろ、という教育論というかたちで出てくるでしょう。歴史を教えろとか、ボランティアやらせろとか、いっぺん軍隊に入れろとかね。”

SYNODOS JOURNAL : 震災後の日本社会と若者(2) 小熊英二×古市憲寿

若者バッシングは日本における移民排斥運動の代替版です。

(via tanakaokubo)

団塊世代が後期高齢者の年齢になる頃には若者の反撃で高齢者は相当に生きづらい状況になってそうな気がするけどな・・じゃないと日本人の種が途切れるぞ・・きっと・・平均寿命が60くらいなら若者の負担ももう少し減るのかもしれないな・・savechildなんて言うなら健康面も大事だけど人生の負担考えたら長生きするより平均寿命縮めた方が子供や孫の為かもしれないな・・あくまでも種の保存の観点で言えばだけど・・

(via madaraya1968)

(via tkdsngn)